たまちゃん
〜地域の中で生きる〜

杉の子会だより 第8号No.1

1999年(平成11年) 4月発行

 4月から6年生になるたまき。体も大きくなり、とても落ち着いてきました。 学校から帰るとすぐに宿題、時間割をして、(民宿をしているので)お客さんがあると エプロンをかけて、「お母さん、さあ手伝うわ」と炊事場へ入ってきます。 よくまにあうようになりました。漢字(2年生で習う程度)やカタカナも書けるようになり、 また公文ではたし算もだいぶできるようになり、勉強意欲満々です。
 体育大会のムカデの借り物競争では、たまきのチームは毎日放課後練習してくれたそうですが、 当日はやはり足がなかなか合わず、何回もこけてしまいました。一番前の女の子には、 重い体が上からかぶさるので痛い思いをしたことでしょう。夜電話すると、 「私、こけてもけがをしないようにこける練習をしたの。だから少しすりむいただけ。 8チーム中、5位になれてよかった。」と言ってくれて胸がいっぱいになりました。
 子供会のソフトボール大会もユニホームを着て参加しました。練習のときもルールは わからなくても「次はたまちゃんの番や」と打たせてくれました。登下校の途中でも 親切にして下さる方々があり、いろんな人達に見守られて成長しているたまきです。
 たまきが生まれて一番心配したのは上の子たちの結婚のことでした。でも その心配は無用でした。昨年の4月には長男が結婚し、結納、結婚式とも たまきを連れて行きました。席を立つことなく喜んで見たり、食べたりしていました。 そして4月早々、たまきはおじさんになりました。きっと赤ちゃんを かわいがってくれることでしょう。


| 上へ戻る | 杉の子会 | 生い立ちへ |